星空の微速度撮影 フォーマルハウト

フォーマルハウトとは、私たちのグループ名です。演出・監督:小林正、撮影:太田耕介、他おたすけスタッフ。フォーマルハウト(中国名:北落師門)は、南の魚座の一等星の名前ですが、秋の夜空にポツンと寂しく輝いています。私たちの主な撮影は星風景、星景写真の動画版です。

私たちは、1986年からスタートして、1991年から本格的に自主機材で撮影を始め、現在も撮影と同じように、インターバルをとりながらスローペースで続けています。
そもそも微速度撮影を専門にしようというきっかけは、アメリカ映画の心象風景、イメージとしての挿入カットや、イギリスのBBCのドキュメンタリーでよく見かける星、月、太陽、雲の微速度のカットに興味を持ち、自然の動きをもっと見てみたいと思ったことです。特に、ほぼ全編微速度撮影のコヤニスカッティを見たときにはその効果的な使い方には感動しました。ただ、私たちはコヤニスカッティの様な、これでもかと見せつけられる批判的またはユーモラスな人工的な映像ではなく、自然のダイナミズムを気持ちよく見られる映画を作りたいと思い、自主制作を目指すことにしました。まずその第一歩としてのロケは、1986年のハレー彗星の時にニュージーランドへの約1カ月間の撮影旅行でした。それはハレー彗星だけではなく、ニュージーランドの観光地を巡りながら各地の風景と星、月、雲、朝夕の微速度撮影でした。まだまだ未熟な撮影技術で、機材も借り物の16mmのボレックスで、思ったものの半分程度しかうまく撮影できませんでしたが、それでもラッシュを見たときの感動は今でも忘れません。それ以来、長年の構想でもあった自主制作映画 ”天空を刻む”の撮影の為に、機材を入手することから始め、試行錯誤しながらの試作、改造、撮影を続けています。


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